【BCP策定支援】障害福祉サービスにおける自然災害・感染症・複合災害への備え
~実地指導・加算対応・利用者の命を守る実効性あるBCPを~
執筆:行政書士法人檀上事務所
はじめに
令和時代の障害福祉サービス事業所において、自然災害・感染症・複合災害への備えはもはや選択肢ではなく責任となりました。
2024年度からは、厚生労働省によって「感染症・災害対応マニュアル(様式29)」がBCP様式として整備され、実地指導・指定更新・加算算定要件としても確認されるようになっています。
行政書士法人檀上事務所では、障害福祉サービスに特化したBCP策定支援を通じて、書類作成だけではなく、現場に“本当に役立つ備え”を提供しています。
このページでは、BCPの基本的な考え方から、自然災害・感染症・複合災害への備えのポイントまで、実務に役立つ情報をご紹介します。
◆ 自然災害BCP ― 地震・台風・豪雨など突発的災害への備え
➤ 対応の主な視点:
- 安否確認:リーダー制による迅速な確認・報告ルールの整備
- 避難誘導・拠点設定:車いすや医療機器を考慮した避難場所の確保
- 備蓄物資:非常食、水、常用薬、医療的ケア用電源など
- 役割分担と訓練:責任者・誘導担当・記録係などの明確化と訓練実施
- 見直し:毎年度の見直し、委員会報告、職員周知
🔍 詳細コラム:自然災害BCP ― 命を守り、事業を継続するために
◆ 感染症BCP ― 長期化・再流行に備えた計画整備
➤ 対応の主な視点:
- 日常的な感染予防:手洗い・換気・体調チェックのルーチン化
- 感染者発生時の対応:ゾーニング・隔離スペース・報告体制
- 職員確保策:人員不足時の優先支援・代替職員連携
- 代替支援手段:電話・訪問・ICT支援の工夫
- 物資備蓄:マスク・消毒液・手袋・防護衣・予備電源など
🔍 詳細コラム:感染症BCP ― 長期化するリスクに備える
◆ 複合災害BCP ― 「同時多発」のリスクにどう備えるか
➤ 複合災害の典型例:
- 地震発生後の避難生活中に感染症が発生
- 停電・断水と同時に感染予防物資が不足
- 利用者不在中の災害 → 家族連絡不能 → 一時受入が必要
➤ 対応の主な視点:
- 感染対策を伴う避難行動:マスク・換気・間隔の確保
- 支援優先順位の明確化:命に直結する支援から対応
- 複数BCPの統合管理:様式を1つに集約し、災害種別別の動線を設定
- 精神的混乱への配慮:視覚支援・丁寧な声かけ・安心誘導の準備
🔍 詳細コラム:複合災害BCP ― 自然災害と感染症が同時に起こったら
◆ 当事務所のBCP策定サポートの特徴
✅ 障害福祉に特化したBCP支援
訪問系、通所系、入所系、グループホームなど、各種サービス形態に対応。
✅ 厚労省様式+現場実用性を両立
様式29(災害・感染症対応マニュアル)準拠、かつ実用に耐える構成。
✅ 実地指導・加算要件・更新対応も視野に
BCP単体でなく、他の必要書類(備蓄チェックリスト・避難経路図・安否確認表など)も一式でご用意可能です。
✅ 消防設備士・建築士との連携も可能
避難経路や避難拠点の構造的問題についても、専門職と連携して対応できます。
◆ ご相談・ご依頼はこちらから
BCPについての疑問や、行政対応でお困りのことがあれば、お気軽にご相談ください。
初回相談無料・全国対応・Zoom/電話可
📞 電話:084-934-2005
📩 メール:officedanjotomohiko@gmail.com
🌐 ホームページ:https://kyoka-shutoku.com
◆ 最後に
BCPは“書類を整えるための業務”ではなく、「命を守る備え」そのものです。
私たち行政書士法人檀上事務所は、制度要件だけでなく、現場の声に寄り添うBCPづくりをこれからも支援してまいります。