行政書士法人檀上事務所
広島県福山市高西町南37番地
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農地転用 | 2024.04.21
はじめして。行政書士の檀上です。当法人では、新たに尾道市での農地転用申請サポートを事業展開いたしたいと存じます。さて、農地転用? 農地? 転用? いずれもなじみがないかと思います。かくゆう私も知りませんでした。そもそも農地とは? 農地とは、農地法第2条第1項で、「耕作の目的に供される土地」となっています。耕作? 耕作とは、田畑をたがやして作物を植え育てることらしいのです。つまりは、農地とは、田と畑ということになります。では、転用とは? 農地法第4条第1項と第5条第1項で、「農地を農地以外のものにすること」となっています。参考:農地法 耕作の目的に供される土地、つまりは田や畑を田や畑以外のものにすることが、農地転用となります。それでは、田や畑以外にするということは? その転用例として以下が考えられます。 ・宅地にする ・駐車場にする ・資材置き場にする もう少し実例に沿った例を挙げますと、 ・家を建てたり、増築、改築、建て替えのために敷地が必要なので農地を転用して宅地にしたい ・そもそも耕作の経験もないので、相続で受け継いだ農地を駐車場にしたい ・耕作していない土地に太陽光パネルを設置して電力を供給したい ・事業用の店舗を建てて事業を興したい など、事情は様々です。農地を管理している各市町村の農業委員会の許可を得なければ、目的を達成することができません。その前段階に立ちはだかっているのが農地転用という手続きとなります。あなた所有の土地の登記簿上の地目が田や畑であるならば、農地転用手続きをしなければならない可能性が高まります。 なお、転用が不要なケースもあります。 ・田を畑にしたい 又はその逆 ・農業用施設を建てたい(例外:2アール未満の施設)参考:農地法施行規則第29条第1項 ・農業用車両の駐車スペースを確保したい ・事実上農地でなくなっている農地がある いずれも、農地の現況が変わる恐れがある場合は、農業委員会にお伺いを立てる必要がありそうです。
手続きには、許可と届出の2種がある。
農地転用手続きは「許可」と「届出」に分かれています。ずばり、あなたの農地の所在が、都市計画法上の、市街化を促進する「市街化区域」にある場合は「届出」手続き、一方、市街化を抑制する「市街化調整区域」にある場合は「許可」手続きとなります。 以下を確認してみましょう。あなたの農地は、市街化区域にありますか? それとも、市街化調整区域にありますか?
尾道市で、民泊手続き代行サービス