【コラム】障害福祉×デッドファイナンスで実現する ― 新築グループホームという選択 ―|福山市の行政書士法人檀上事務所

【コラム】障害福祉×デッドファイナンスで実現する

新築グループホームという選択

近年、障害福祉サービスの需要は全国的に高まりを見せています。なかでも、地域移行支援や自立生活の推進において重要な役割を果たすのが「グループホーム(共同生活援助)」です。

そして今、**デッドファイナンス(Debt Finance=融資による資金調達)**を活用して、新築によるグループホームの立ち上げを実現する動きが加速しています。


なぜ今、「新築」でグループホームなのか?

中古物件の取得・改修による開業も一般的ですが、下記の理由から新築によるグループホーム開業を選ぶ事業者が増えています:

  • 利用者ニーズに合わせた間取り設計が可能(例:完全個室、バリアフリー、ユニット構造等)

  • 消防法・建築基準法に最初から準拠できるため、改修リスクが低い

  • 処遇改善加算や特定加算の取得においても職員配置や建物設備基準の達成が容易

  • 長期運営を見据えた資産価値の確保


デッドファイナンスで叶える資金戦略

一方で、新築には初期費用の壁が立ちはだかります。ここで活用できるのが「デッドファイナンス」です。具体的には、

  • 日本政策金融公庫

  • 地方信用金庫(例:しまなみ信用金庫等)

  • 金融機関との協調融資

を通じた長期・低利の融資スキームにより、自己資金の圧縮とレバレッジ効果が可能になります。

例えば、総事業費6,000万円の新築プロジェクトに対し、
自己資金500万円+公庫1,500万円+信金4,000万円という形で構成することも現実的です。


行政書士の支援で、融資獲得+開業をスムーズに

当法人では、以下のようなワンストップ支援を提供しております:

  • 収支計画書・事業計画書の作成サポート(デッドファイナンス対応)

  • 金融機関との面談対策(創業ストーリー構築支援)

  • 指定申請に必要な各種書類作成、加算取得まで含めた運営計画の設計

  • 新築物件に必要な建築・消防・用途の法令確認の代行


社会的意義と将来性

障害福祉の現場では「住まいの選択肢」が慢性的に不足しています。とくに地方では、適切なグループホームが足りていない地域も多く、施設をつくること自体が地域貢献となります。

さらに、福祉報酬体系の中で適切に加算を取得することで、事業としても持続可能な収益モデルを構築できます。


最後に:障害福祉×建築×融資という戦略

グループホームは、建築・制度・金融という複数の分野が交差する領域です。だからこそ、総合的な視点と計画性が成功のカギとなります。

私たち行政書士法人檀上事務所では、単なる書類作成に留まらず、事業の立ち上げから軌道に乗せるまで伴走支援いたします。新築でのグループホーム開業をお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。


行政書士法人檀上事務所
障害福祉事業立ち上げ・資金調達・指定申請専門
📞 084-934-2005|📍広島県福山市高西町南37番地

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