【完全保存版】重度訪問介護の開業ガイド|手続き・人員要件・研修・成功のポイントを徹底解説!|福山市の行政書士法人檀上事務所

【完全保存版】重度訪問介護の開業ガイド|手続き・人員要件・研修・成功のポイントを徹底解説!

はじめに:重度訪問介護の重要性とビジネスの可能性

少子高齢化が進む日本において、重度の障がいを持つ方が「自宅で安心して生活する」ための支援はますます重要になっています。その中核を担うのが、重度訪問介護です。

一方で、重度訪問介護事業は「やりがい」と「社会的意義」が非常に高いだけでなく、安定的な収益を期待できるビジネスでもあります。

この記事では、重度訪問介護事業を開業し、成功させるまでの完全ガイドをお届けします。手続きの流れから、従業者の研修内容、人員要件、運営のポイントまで、これさえ読めばすべてがわかる内容です。


1. 重度訪問介護とは?その役割とサービス内容

重度訪問介護は、障害者総合支援法に基づくサービスの一つであり、常時介護が必要な方に対して、次のような支援を行います。

  1. 身体介護:入浴・排せつ・食事などの支援
  2. 家事援助:調理・掃除・洗濯などの生活支援
  3. 外出支援:移動中の介助や見守り
  4. 緊急対応:突発的な状況へのサポート

2. 重度訪問介護事業を開業するための手続きとステップ

STEP1:法人設立

  • 法人格の取得(株式会社、合同会社、一般社団法人など)
  • 登記申請:法務局で法人登記を行います。

行政書士法人檀上事務所では、法人設立をスピーディーかつ低コストでサポートします。


STEP2:人員体制を整える

重度訪問介護事業を開業するためには、以下の人員配置基準を満たす必要があります。

役職・職員 配置基準
従業者(ヘルパー) 常勤換算で2.5人以上
サービス提供責任者 1,000時間/月のサービス提供ごとに1人以上
管理者 原則、常勤配置
資格要件(ヘルパー) 初任者研修修了者、実務者研修修了者など

ポイント:事業運営の「要」となるサービス提供責任者や管理者は早めに確保しましょう。


STEP3:指定申請の準備

事業所所在地を管轄する都道府県・市区町村へ「指定申請」を行います。

必要書類

  1. 法人登記簿謄本
  2. 事業所の平面図
  3. 事業計画書
  4. 運営規程
  5. 従業者の資格証明書類

審査期間:通常1~2ヶ月程度


STEP4:事業所の設備準備

  • 事務室・相談室の設置
  • 書類保管スペースの確保
  • 情報セキュリティの整備

3. 従業者向け研修カリキュラム:4つのステップ

重度訪問介護の従業者は、4つの課程を通じてスキルアップが可能です。

  1. 基礎課程:介護技術の実習や職業倫理の講義(区分4〜5対応)
  2. 追加課程:リスク管理・緊急対応など実践的スキル(区分6対応)
  3. 総合課程:医療的ケア(喀痰吸引・経管栄養)
  4. 行動障害支援課程:知的障がい・精神障がいへの対応スキル

研修費用

  • 基礎課程・追加課程:約15,000円~20,000円
  • 総合課程:約30,000円

4. 開業後に成功するための3つのポイント

ポイント1:スタッフの育成と定着

従業者の研修支援やキャリアパスの明確化を行うことで、人材の定着率を向上させます。

:「初任者研修→実務者研修→サービス管理責任者」へのステップアップ制度


ポイント2:地域連携と広報活動

  • 地域包括支援センター病院と連携し、利用者を確保
  • ホームページやSNSを活用して、事業所のサービスを周知

ポイント3:事業所運営の効率化

  • サービス提供時間の管理や、記録業務をIT化
  • 利用者のフィードバックを基に、サービスの質を向上

5. まとめ:重度訪問介護事業で地域と社会に貢献しよう

重度訪問介護事業は、ただの「介護サービス」ではありません。利用者一人ひとりの生活を支え、その人生に寄り添う仕事です。

一方で、事業としても安定した収益が期待でき、開業を検討する方にとっては大きなチャンスでもあります。

「誰かの支えになりたい」「地域に貢献する事業を展開したい」と考える方は、ぜひ重度訪問介護事業の開業を検討してみてください。


行政書士法人檀上事務所のサポート内容

当事務所では、以下のサポートを提供しています。

  1. 法人設立手続き
  2. 指定申請書類の作成代行
  3. 運営規程・事業計画書の作成支援
  4. スタッフ研修制度の整備支援

初回相談は無料です!まずはお気軽にお問い合わせください。

📞 お問い合わせ先


重度訪問介護事業を通じて、あなたの地域と社会に新しい未来を築きましょう!

お問い合わせフォーム

    関連記事

    PAGE TOP