起業豆知識1：定款の作成と認証

株式会社を設立する際には「定款」を作成する必要があります。電子定款を利用すると印紙税（40,000円）が不要になるため、コスト削減につながります。

起業豆知識2：資本金1円でも設立可能

2006年の会社法改正により、資本金が1円でも株式会社の設立が可能となりました。ただし、資本金が少ないと信用度に影響が出ることもあるため、事業規模に応じた適切な資本金を設定することが大切です。

起業豆知識3：発起人は1名でもOK

株式会社の発起人は1名以上であれば設立できます。複数名で設立する場合は、株主の役割や責任を明確にしておくことが重要です。

起業豆知識4：株主は日本国籍でなくても良い

発起人や株主は外国籍でも問題ありません。外国人が日本で株式会社を設立することも可能です。ただし、必要に応じて在留資格が求められることがあります。

起業豆知識5：設立時、最初の決算期の設定

会社設立時に、最初の決算期（事業年度末）を自由に設定できます。例えば、決算月を長めに設定することで、最初の決算までの期間を延ばし、準備期間を確保することができます。ただし、税務上のメリットを考慮して決算月を選ぶことが重要です。

起業豆知識6：取締役会の有無の選択

会社設立時に取締役会を設置するかどうかを選択できます。取締役会を設置すると、会社の意思決定において複数の役員が関与する形となり、組織的な経営が求められますが、設置しない場合、取締役1名での経営も可能です。小規模な会社では、取締役会を設置しない方がシンプルで運営しやすい場合があります。

起業豆知識7：会社名（商号）の自由度

会社名（商号）は、日本語だけでなく、ローマ字や英字、カタカナを使用することも可能です。ただし、既存の会社と紛らわしい名前や、法令で禁じられている表現を使わないように注意が必要です。また、「株式会社」を社名の前後どちらに置くかも自由に選べます。

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