コラム:補助金の3段階のサポートとは
行政書士法人檀上事務所
補助金申請は単に「申請書を出せば終わり」というものではありません。実際には大きく3つの段階に分かれ、それぞれに専門的なサポートが必要となります。ここでは、補助金活用の3段階のサポートについて解説します。
第1段階 【採択申請サポート(申請前サポート)】
最初のハードルは「採択されること」です。
この段階では以下のサポートが重要になります。
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補助金制度の選定
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要件確認(対象事業・経費)
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事業計画書の作成支援
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採点ポイントに合わせた書類作成
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添付書類の準備と確認
採択されなければ補助金は受け取れません。専門家のノウハウにより、採択率を最大限高めるサポートを行います。
第2段階 【交付申請サポート(採択後の手続き)】
無事採択された後も、すぐに補助金が支給されるわけではありません。
次に「交付申請」という手続きを経て、補助金の支給決定が行われます。
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交付申請書の作成
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契約書・見積書等の整備
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経費区分の整理
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事務局との調整・確認
この交付申請の段階で不備があれば、採択取り消しや減額のリスクも生じます。細心の注意が必要です。
第3段階 【実績報告・精算サポート(事後手続き)】
補助金は「事業実施 → 実績報告 → 精算」という後払い方式が一般的です。
この段階では次の対応が必要です。
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実績報告書の作成
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領収書・証拠書類の整理
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実績と交付決定内容の突合
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返還リスクの回避
実績報告の不備は、補助金の減額や返還指示に直結します。専門家のサポートにより、適正な精算処理を進めます。
まとめ
補助金は「採択されて終わり」ではなく、申請・交付・実績報告と3段階で慎重な手続きが必要です。
行政書士法人檀上事務所では、これら3段階を一貫してサポートし、事業者様の負担を軽減しつつ、確実な補助金活用を実現しています。